お客様インタビュー
― パソコンは主にどんな用途で使われていますか?
主に音楽制作に使っています。作曲や編曲、あと流行りの初音ミクなんかも使っています。あとは普通にメールをしたり、ネットを見たりするのに使います。
憧れの水冷パソコン
― 音楽鑑賞はいつ頃からされているのですか?
中学生の頃からしていますね。あの頃は『テキスト音楽「サクラ」』というソフトを使っていました。
一般的に音楽制作では楽譜的なインターフェースを使うのですが、このソフトはテキストで「ドレミ」と書くだけで音がなるので手軽だったんです。プログラミング的な要素もあって、関数やマクロも使えるんですよ。
コンピュータ関連にも興味を持っていたので、水冷パソコンに憧れてました。
一般的なパソコンはファンがついてて、普段は静かなんですけど、負荷をかけたらとたんにうるさくなったりするじゃないですか。こっちとしては音楽に集中したいのでずっと気になっていたんですよ。
― 今までどんなパソコンを使っていましたか?
CompaqのノートやNECのVALUESTAR等を使っていましたが、つい最近まで使っていたのはLenovoのノートパソコンのThinkPad X60sです。
極端に重い処理をしている時以外は静かだったので満足していました。
― どんな音楽ソフトを使ってこられましたか?
さっきお話したテキスト入力できる「サクラ」や、ファミコンみたいな音が出るものもつかっていましたが、今メインで使っているのはDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼ばれる「Studio One 2 Professional」というものを使っています。
DAWと言うのは現代の音楽制作で標準的なソフトウェアなんですが、物理現象をシミュレートしたり、大量の録音データを扱うので結構な処理能力が必要なんですよ。「サクラ」なんかはMIDI音源というものを使っていて、外部機器がメインの時代でしたからPC自体の処理能力は今と比べれば比較的軽かったんですよ。
それが今やソフトウェアで何でもできる時代ですから、どうしてもPCのスペックが求められるんです。
― どんな機材を使っていますか?
MIDIキーボードと呼ばれるピアノ鍵盤(Roland A-49)と、DAWを操作するためのコントローラー(KORG nanoKONTROL2)ですね。
あとワイヤレスのキーボード(iBUFFALO SRKB02)と、同じくワイヤレスのマウスを使っています。
今回購入したマザーボードにはUSBポートがたくさん付いていて助かっていますね。音楽制作はソフトウェアでなんでもできる時代になったとはいえど外部機器は依然重要なので。ワイヤレス機器は電波の距離に限界があるので、仕方なくUSBハブを使っているんですけれどね。
豊富なデザインから選べるPCケース
― 今回パソコンを購入されようと考えたきっかけは?
一番のきっかけはWindowsXPがサポート終了になるということで慌てて(笑)。
あとは当然スペック的なことです。今時の音楽制作はどうしてもパソコンに負荷がかかるので、前から新しいのが欲しいなと思っていました。音楽用ソフトを立ち上げるだけで数分かかったりしていたので。
― 購入の際に他店も検討されましたか?
以前から有名なメーカーのサイトのカスタマイズPCなどを見ていましたが、自分ピッタリだと思えるものはなかったですね。
あくまで「買えたらいいな」という程度だったのでそれほど本気でもなかったのですけれど。
パーツをバラで買って組むことも考えましたが、相性問題のことを考えると躊躇(ちゅうちょ)しました。
調べればわかることですけど、調べるのが面倒ですし、早く新しい環境にしたかったので。
― 最終的に当店の商品を選ばれた理由は何ですか?
「フルカスタマイズできるサイト」という基準でGoogle検索で探しました。
たまたまウィズテックさんが最上位でしたし、内容を見ても十分だと思いました。
他に目ぼしいサイトも見当たりませんでした。
パーツをバラで買うのをやめた本当の理由なんですが、
やっぱりウィズテックさんのサイトで考えた構成のまんまのパーツを他所で買うって、なんかズルいかな、と思いまして(笑)。
PCケースのデザインが豊富だったのも大きいです。
有名なメーカー製だとありきたりになっちゃいますから。
ただ心残りは、一番欲しいと思ったデザインのものが売り切れていたことですね。
HERCULESの静音パソコン。なんと押入れの中!引き戸を締めても配線が邪魔
にならないようにうまくレイアウトされている。
― 弊社のパソコンにしてよかったところは?
静音に特化しながらバリエーションが多いこと、カスタマイズできるところです。
― 構成で検討したことは?
とにかくハイスペックにするということでCPUだけは一番高いものにしました。
目的が音楽制作なので、グラフィックボードは省きました。
調べていたらCPU付属のものでも昔のハイスペックと渡り合えるくらいのものだとわかったので。
あと、SSDとHDDはすでに持っていたものを組み込んで使っています。
ThinkPad X60sにSSDを取り付けていて、それなりに性能はよかったのですが、やはりSATA3.0の方が本領を発揮できています。
余計なものを買わなくていいのもフルカスタマイズのいいところですね。
押入れと机の位置関が分かる一枚。手前はモニターを裏側から見たところ。
― 実際に使ってみていかがですか?
音楽制作ソフトの動作が劇的に速くなって快適です。起動時間は1/10以下になったので満足しています。
静音の点に関しては、デザインにこだわったのと予算の関係でファンレスにしなかったので、気になるといえば気になるのですけれど、負荷をかけてもファンの回転数が上がったりしないので、今以上うるさくはならないのがいいですね。
押入れの中に本体を置けばかなり静かになりますし。
― 今日は貴重なお話をありがとうございました。